日常生活を楽しむ(2) 小鳥と一緒にジャガイモの植え付け

「日常生活を楽しむ」の第2回、家庭菜園へのジャガイモ植え付けについてです。
このところウクライナ情勢が気になって、日常生活を楽しむ気分にもなれない日々が続いています。
日本には防弾チョッキを送ることすら反対する人もいて、余計に気分が滅入ります。
純粋に命を守るための道具ですし、それで救える命があるというのに、その人たちの命よりも重い理屈とはいったい何なのでしょうか。
そういう状況下ではありますが、ジャガイモの植え付けはこの時期にやらなければならないので本日行いました。
今回はホッカイコガネを入手しました。発芽防止処理されていない栽培用の種芋です。
芽を生やすためにしばらく置いておいたのですが、今年は寒かったせいか、なかなか発芽しません。
例年2月には芽が白く伸びてきて植え付けを終えるところ、今年は3月に入ってからようやく芽が出始めました。
しかし、植え付け場所は昨秋にホウレンソウ栽培のため畑のpHを7.0程度まで上げたので、酸性土を好むジャガイモを植えるのはまずいようです。
アルカリ度が強いと「そうか病」という病気になるそうですね。
ジャガイモの場合は芋の表面だけに症状が出るらしく、収穫で掘ってみるまでは無事かどうか分かりません。
そこで先日、酸性土である鹿沼土を混ぜてみたらpHが6.0未満に下がったので、とりあえず大丈夫のようです。
様子を見ながら追肥の時に硫酸加里を少し撒こうかと思っています。
家庭菜園といっても猫の額ほどの広さですので、植え付けた種芋は6個だけです。
ここから40-50個でも採れれば、当面の備蓄食料になります。
関東ではこの時期に植えると5-6月頃に収穫できます。あまり手がかからないので、やったことがない方はトライしてみてはいかがでしょうか。
しゃがんで作業していたとき、近くに茶色い小鳥が一羽やってきました。
止まる場所をあちこち移動しながら最短で1mくらいの至近距離まで近寄ってきて、逃げようとしません。
土を掘り返していたので、虫でも出て来ないかと興味を持ったようです。
スズメはこんなに近くまで来ませんし、尾が長くて白い模様がポツンと一つついているので、やはり違うと思いました。
残念ながら写真は撮れなかったのですが、あとで調べてみたらジョウビタキの雌であることが分かりました。
思わぬかわいい来客が、モヤモヤした気分を少し和らげてくれました。
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