言葉のスパイス(8) I just want to live while I'm alive.

ウクライナのニュースが毎日とても気になります。
独裁国家というのは、政治体制がどうであれ、周辺国にも自国民に対しても、どんな残酷で卑劣なことでもしてくるということが、嫌というほど分かります。
日本もそんないくつかの国に囲まれていて、本当に、対岸の火事ではないですね。
今日入ってきたニュースに、ロシアとの戦いに備えるウクライナ市民がボン・ジョヴィのヒット曲「イッツ・マイ・ライフ」(2000年)をスピーカーから流しながら土嚢をトラックに積み込んでいる、というものがありました。
重厚なギターのハードロックでストレートな歌詞。こういう曲をかけて自らを鼓舞し、死ぬかも知れないという恐怖と戦いながら作業しているというのは、心が打たれます。
私はこの曲を前から知っていたので、このニュースを読んでまさに、じーんと来ました。
それと最近、自分史ムービーの撮影でおじゃました家の方が、以前ボン・ジョヴィをよく聞いていたという話をされていたのを思い出しました。
曲を知らない方、久しぶりに聞きたい方、歌詞の和訳が読みたい方もおられるかと思うので、YouTubeで曲と和訳の歌詞が分かるものをさがしました。こちらをぜひご覧ください。
歌詞の中で「I just want to live while I'm alive. It's my life.」という部分が私は一番好きです。戦争の中でなくても、そもそも普遍的にいい言葉です。
無差別攻撃というよりも意図的に、市民を標的にしているロシア軍は本当に許せません。この曲を聴きながら戦闘に備えている市民の方々も、どうか生き延びてほしいです。
独立、自由、民主主義、人権。そういった決して譲れない大事なものを市民が侵略者から命をかけて守らなければならない状況。
日本は幸いなことに、元寇以後はそんなことはありませんでした。
しかし未来はどうなのか、ものすごく心配しています。
当舎は自分史ビデオと自分史ムービー・自分史動画、終活ビデオと終活ムービー・終活動画を同じ意味で考えております。