アリと一緒にこの夏たくさんお世話になったオクラ 

アリがたかっているオクラ

 家の "一坪畑" では、今年の夏はオクラが多くの面積を占拠していました。余っていた種をジャガイモ収穫後のスペース全部に播いたからです。今年は暑かったのでよく育ち、たくさん実を付けて、夏の間食卓でさんざんお世話になりました。

 ジャガイモ後の土壌に残留肥料が多かったのか、かなり伸びるまで花を付けない木ボケ状態でしたが、その後ようやく花が咲き始めて順調に実が獲れるようになりました。

 農家さんに教えてもらったとおり、実を収穫した後にその下を全部摘葉して幹だけ残しています。風通しが良く見た目も涼しげで、丈は140cmくらいに伸びています。

 今年はアリが大量にたかりました。写真の黒いケシつぶのようなものがアリです。調べてみると愕(がく)に甘い蜜を出す花外蜜腺があるそうで、この蜜を舐めに来ているとのこと。アリはオクラに害がなく他の害虫がつくのを防いでくれると知り、駆除せずにそのまま蜜を提供していました。愕をかじった跡が実の根元部分に茶色く残るという影響はありましたが、自家消費用なのであまり気にせず、食べるときにその部分を切り落としています。

 このところ涼しくなってきたので少し樹勢が衰えてきたようです。アリの数も以前よりは少なくなりました。様子を見ながらそろそろ手じまいを考える時期に近づいています。
先日は空いているスペースにキャベツとブロッコリーの苗を2株ずつ植えつけたところで、この畑も夏物から秋冬物へ衣替えを始めています。


 趣味で家庭菜園を楽しんでおられましたら、畑で作業しているシーンを自分史動画・終活の動画に入れませんか。撮影時期によって作物も変わります。映像に入れたい作物の程よい時期をご検討ください。私も興味しんしんですので、喜んで撮影させていただきます。