当舎の料金設定について(ご質問に対するご説明) 

「プランと料金」ページへの追加説明

 自分史ビデオの制作をご利用いただいたお客様から「数社を比較検討したけど当舎が一番安かった。安いのはとても助かるが、どうして安いのか?」というご質問をいただいて、ご説明したことがあります。 
他社様の料金については詳しく存じ上げませんが、写真のスライドショーだけでなく実際にお客様を撮影するプランとしては、おそらく比較的安いほうに入っているかと推測しております。

 当舎は他社様と安値を競い合ったり、低価格を前面に出して営業しておりません。
しかし「安いのには何か裏があるのだろう」「『安かろう悪かろう』ではないか」というような誤解があってもいけないので、当舎がどのように考えて料金を設定しているのかや、価格を抑えるためにコ
ストダウンや省力化を行っているのか等について、本ブログでもご説明させていただきたいと思います。


1.当舎の料金設定について

 率直に申し上げますと、お客様目線で考えました結果、この料金にしております。

 まずスマートプランについてですが、これは撮影をご自宅やその周辺で1日行い8~10分程度のビデオにまとめるという内容です。尺が短いことを初めは気にされる方もおられますが、実際にはこの上映時間でも意外にたくさんの内容が入ります。大事な部分を選りすぐりコンパクトにまとめてテンポ良く見せていきますのでビデオを見ている人が途中で飽きにくいという良さがあり、一方、見ごたえ感も工夫によって出すことは可能です。ですので、ビデオは長ければ長いほど良いとは限りません。大袈裟なビデオではなく簡潔に作ってほしいというお客様にマッチした、「スマート」なプランです。
このプランの料金は現在5万円未満の水準にしていますが、それは「私自身が利用者の立場なら、この水準のプランもほしい」と考えた結果です。理由はそれだけなんです。

 同様に、標準プランは撮影を2日間行い13~15分程度にまとめるという十分に充実した内容ですので、インタビュー以外にもたくさんのシーンを入れることができます。このプランを「標準」としているのは、この充実度をぜひご提供したいという思いからです。
標準プランの料金は、現時点ではお客様目線で10万円を切る水準にしたいと考えております。

 ロングプランは撮影を3日間行い18~20分程度にまとめるという当舎で最も充実したプランで、インタビュー以外のシーンも、例えば1日密着取材して丹念に撮影しドキュメンタリー風にすることも可能になりますし、構成をご相談しながらさまざまなアイデアを入れられる余地があります。
このロングプランの料金はもっと高額に設定するという考え方もあるかも知れませんが、当舎としましては他のプランの価格差をそのまま適用して現在は15万円未満とし、バランスをとっております。

 各プランをこれらの水準でご提供しているのは、一人でも多くの方に自分史ビデオを作っていただき、ご自身の今のお姿やお人柄、人生の歩みを生きた証として映像で記録し喜んでいただきたいという願いと、自分史ビデオを今後もっと世の中に普及させたいという思いがあるからです。
「今でしか残せない映像」というものが存在しますし、写真では伝えられない大切な情報や、それらを伝える力がビデオにはあります。
料金面で制作をあきらめることなく、多くの方にご利用いただけましたら幸いです。


2.コストダウンや省力化は行っているのか

 当舎は一人で撮影・編集・営業・事務等の全てを行っており、その点では制作会社様よりも少ないコストで運営していますが、それ以外でコストダウンや省力化は行っておりません。薄利多売式に「短時間で制作して多くの件数をこなし、高回転で操業する」というようなことは考えておりません。

 例えばインタビュー撮影の際に、可能な限りマルチカム撮影(2カメ)を行い、録音は通常ガンマイク(棒状のマイク)とラベリアマイク(ピンマイク)を使用し、必要なときはボイスレコーダーも使います。照明は自然光を最大限利用していますが、必要なときは照明機材を使用します。
撮影後は映像素材を見てラッシュノート(素材毎の撮影内容を書き出した一覧表)を作成し、お話しいただいた内容(ダイアログ)は全て文字起こしを行っています。文字起こしは1日撮影したインタビュー素材で作業に数日かかり、A4版用紙10枚以上、18,000字以上になることもあります。
次にビデオの構成を考えて編集構成表(字コンテ)を作成します。編集の設計図のようなものです。お客様のお一人お一人が歩んで来られた人生もお話しされる内容も異なりますので、判で押したように他の作品と同じ構成を使い回して省力化することはできません。
それらができたら、ようやく編集ソフトを使って編集作業となります。
編集作業については、お客様がよく「不要な映像を取り除いて1本につなげば簡単に完成するんでしょ?」と仰いますが、それは編集作業の中のごく一部分で、時間的には作業全体の1割程度です。それ以外に編集ソフトを使ったさまざまな作業があります。
編集したビデオの試写は仮編集段階と最終確認の2回設けています。それぞれで修正・削除・追加のご指示があれば修正作業を行います。
完成ビデオの納品用ディスクとケースは、その都度デザインを考えて装丁しています。

 もし「手抜きして手早く完成させ、制作本数を増やそう」と思えば、省略してしまう作業は上記の中にいろいろありますが、質の低下につながりかねないので、これらは必要な作業として実施しております。

 仮に運動会やウェディングの記録ビデオでしたら、現場で行われているシーンを順次撮影して、基本的には時間順で編集できますし、各シーンの会話も「しゃべりっぱなし」ではないのでそれほど多くなく、編集作業は比較的行いやすいです。それらと比べて自分史ビデオは、インタビューの膨大なお話の内容をいったん整理し構成を組み立ててから編集していくので、さらに手間がかかりますし、座ってお話しされているシーンが多く画面の動きが少ないため、見る人が途中で退屈しないように工夫することも必要になります。

 このようにビデオ制作はたいへん時間と労力がかかる作業です。専用機材のほか、たくさんの専門知識・専門技術と、センスも少々求められます。制作者が会社組織であれば、事務所経費や人件費など各種のコストを賄ったうえで利益を出していかなければなりません。
ですので、B to Bのビデオ制作でお客様が企業や官公庁の場合は、ひと声数十万円、大きなプロジェクトだと数百万円という金額になりますので、個人のお客様向けの価格水準も一般論としてそれに引っ張られるように高くなりがちです。
これでは自分史ビデオをご利用いただける方が限られてしまいますので、とても難しい問題ですが、なんとかしたいと当舎は考えています。


3.何を基準に依頼先を選ぶか

 他の人の自分史ムービーを見たとしても、ご自身とは別の人、別の人生で、撮影場所も違いますので、決してご自身の自分史ムービーと同じものにはなりませんよね。
それと同様に言えることは、
同じお客様を「誰が撮影して誰が編集するか」によっても、違うビデオができあがるということです。撮影のしかたも編集のしかたも無限にバリエーションがありますので、人の数だけ違う作品ができあがります。ですので、その者が持っている技術力のほか、何を大事にしているのか、どんなムービーを制作したいのか、一本一本の制作を真摯に取り組んでいるのか、という気持ちの部分も重要になると思います。
もし自分史ムービーの制作をどこへ依頼するかでお悩みの際は、「担当する者がどんな人物か」をあらかじめ把握されることをお勧めします。

 当舎の場合は構成・撮影・編集など全ての作業を一人で行っていますので、分業している所よりも分かりやすいと思います。当舎の担当者がどんな人物かについては、当ブログのさまざまな記事に書いていることでお分かりいただけることもありますし、お呼びいただければ直接お会いしてお確かめいただけます。最後は「この担当者なら信用できる」と思っていただけるかどうかだと、当舎は考えております。


 いかがでしょうか。何かご不明な点がございましたら、ぜひお問い合わせください。

 

当舎は自分史ビデオと自分史ムービー・自分史動画、終活ビデオと終活ムービー・終活動画を同じ意味で考えております。