自分史動画のワンシーン(24) 一枚の写真を題材にしたコンパクトな動画『私の一枚』

自分史動画のワンシーン第24回。今回は、お手持ちの写真の中で思い出深い一枚をお選びいただき、それに関連するいろいろなお話で自分史の動画を構成する制作サービス『私の一枚』のご紹介です。
大切な写真にまつわるさまざまなお話を短めの時間でコンパクトにまとめてまいります。
写真一枚をフィーチャーして作るというのは他ではなかなか無いと思いますが、当舎のようにお客様への直接取材とビデオ撮影を行うことで、これが可能となります。
いったいどういうものか、詳しく見て参りましょう。
制作でお客様の写真を見せていただくと、最近の写真よりも昔の写真のほうがより印象深いものが多く、また長年大切に保管して来られたことがよく分かります。
とくにフィルム時代は写真のコストが高かったため、撮影する時には大事な撮影機会を選んで失敗しないよう慎重に撮影していました。
そして、できあがった写真は写っている人に手渡され、何十年先までも大事に残しておくもの、という意識があったと思います。
そういう写真を拝見すると、"この時にこの写真をよく撮ったものだなあ" と、撮影した方にも思いを巡らせながら感服することがよくあります。
二度と帰って来ない一瞬をいつまでも記録しておくというのは、本当に大切なことですよね。
お客様の中には「写真があまり無くてね・・・」とおっしゃる方もおられます。
また「人生の中で大きな出来事がそれほど無くてね・・・」というお客様もおられます。
写真が何十枚も用意できなかったり人生の中で大きな出来事がたくさんないと、作るのは難しい、とお考えの方もおられるようです。
今回のご提案は、そのような場合でも大切な写真が一枚あればコンパクトな自分史の動画が作れます、というものです。
一枚の写真をもとにして、その時の様子やお気持ち、一緒に写っている方がいればその方のお話、カメラで撮影した方のお話、その頃の生活ぶりやエピソード、当時の自分はどんな風だったか、今の自分は当時から変わったのかどうかなど、関連するさまざまなお話をお聞かせいただいてストーリーを紡いでいきます。
そして、全体を通してあなたのお人柄を映像で表現します。
よくTVの美術番組で一枚の絵画を取り上げて深く解説するものがありますが、それと同様で、大切な写真がいっそう引き立って見えると思います。
同時に、なぜその写真をお客様が大切にされているのかという思いをご家族や近しい方々に伝えることができます。
世の中には写真だけをスライドショーのようにどんどん見せていくタイプの自分史動画や終活の動画もありますが、その場合は写真を数十枚ご用意されることが必須となります。
当舎はビデオ撮影を行いますので、使用する写真がたとえ一枚であっても、撮影したビデオ映像を使って動画を構成することができます。
しかもビデオ映像はお姿が動きますしお声もついていますので、ずっと良い動画に仕上がります。
シンプルな構成ですが、人生の一ページを振り返ることができますし、お客様のお姿やお声、お人柄をありのまま映像で記録することができます。
準備も簡単ですし、これまで写真枚数の点などで作るのは困難と思われていた方もハードルがぐっと下がるのではないでしょうか。
こちらのほうがお好みのお客様もおられることと思います。
どんな動画が作れそうか、まずは一度ご相談ください。
ご一緒に構成内容を詳しく検討してみましょう。
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