古い写真から数十枚選んでベストアルバムを作りスッキリする 

古い写真アルバム

 家にある大量の写真、どのように保管しておられますか?
今回は、大事な思い出の写真だけを選んで、ご家族や他の人にも内容が分かるように整理しませんか、というご提案です。

 子どもの頃に親が撮って昔のアルバムに入れてくれた写真、何十年も前に自分で撮り溜めた紙焼きの写真、デジカメで撮ってデータのまま保存している写真、スマホの中に入っている最近の写真・・・。
私たちが持っている写真は時代とともにいろんな形に変化してきたので、それらがバラバラの状態ですよね。
昔のように写真屋で現像してもらった時代は一枚の写真を大事にしたものですが、今は撮り放題ですのでデータのままどんどん溜まっていく一方・・・。
どんな写真をどこに保存しているのか、何のときの写真か、知っているのは自分だけになっていませんか。
そして自分自身ですら何十年も見返していない写真がたくさんありませんか。
もう今さら全部の写真を整理する気にはならないかと思いますので、大事な写真だけを選んでコンパクトなベストアルバムを作りましょう。

アルバムに入れる枚数はせいぜい20枚程度に絞り込むことを基本として、多い方でも40-50枚くらいにします。
データで保存しているものは写真紙にプリントします。
例えばこういうコンパクトなアルバムだと、背表紙つきで製本されていて写真が20枚入ります。嵩張ることなく本棚に納まります。
表紙は無地なので、タイトルを自由につけることもできます。
学校時代の集合写真など通常サイズよりも大きな写真をお持ちの場合は、大きさが約2倍の別製品もあります。

 このようなコンパクトなアルバムは他にもいろいろありますが、いずれにしても、写真をポケットに入れるタイプではなく、上からフィルムでカバーするタイプのものをお勧めします。
というのは、小さな紙片に写真の説明書きを書いて一緒に綴じられるからです。昔のアルバムは写真の下などに日付や説明を書き添えたりしていましたよね。あれの復活です。
説明書きがあれば、ご家族など他の方が見ても何のときの写真かが分かるアルバムになります。

 いろんなことを考えてみると、他の方に内容が伝わるというのはとても大事なことではないでしょうか。
このベストアルバムは自分自身のためだけでなく、他の人のためにもなると想定して作ると良いと思います。

昔の写真

 こうして大事な写真だけをひとつにまとめれば、他の大量の写真はそのまま保管しておくだけですので、一気に気が楽になりスッキリしますよ。
できあがったアルバムをご覧になると、これまでの人生を改めて振り返ることができると思います。
中身を今後撮影する写真と入れ替えてアップデートすることもできますね。

 それでも、もし小さな紙片では写真の説明が語り尽くせないとお感じになったり、人生の中で大事なときの写真がなくて残念に思ったりしたら、そのときは自分史ムービーを作っては如何でしょうか。
自分史ムービーの中にベストアルバムの写真を入れて、当時のことを詳しくご説明いただけます。
写真がないけれども大事なことは、インタビューでお話を収録して入れることができます。
自分史ムービーは、そうした「足りない」とお感じになる部分を埋めながら制作していくことが可能ですので、ぜひご相談ください。

 

当舎は自分史ビデオと自分史ムービー・自分史動画、終活ビデオと終活ムービー・終活動画を同じ意味で考えております。