もうひとつの大切な終活:「生きてきた自分」と「生きている自分」を記録すること 

もうひとつの大切な終活は動画で記録すること

 一般的によく知られている終活は、断捨離・年賀状じまいといった身の回りの整理や、お葬式・お墓・相続の準備、資産管理情報の文書化、エンディングノート作成・遺影用写真の用意・家系図作成などのうち、必要なものを選んで実施していくというものです。

 これまで生きてきた自分の記録は、履歴書のように年・月と経歴を書き並べるだけではつまらないですよね。
それを見るご家族にも伝わりにくいと思います。

 大切な思い出になっているエピソードをいくつか加えてはいかがでしょうか。
そうすることにより、経歴という事実関係だけでなく、人生の折々でどんなことを考えたり思ったりしてきたかや、うれしかったこと・辛かったことなど、思いや気持ちが記録されて、あなたが生きてきた証しを詳しく残すことができます。
大事なのは事実やデータよりも「心」の部分です

 これらはエンディングノートなどに文字で記録する方法もありますが、文字で書くと繊細な部分や微妙なニュアンスが伝えにくいものです。
そこで終活のひとつとして自分史動画を作成してはいかがでしょうか。

 動画の良さは、ひとつはインタビュー撮影によってお客様のお話の大事な部分を当舎からお聞きして自然に引き出すことができるということです。おひとりで話を紡いでいくのと比べてより楽に、大事な内容をよりていねいにまとめることができます。

 もうひとつの良さは、お話しいただくときのお客様の表情や、間の取り方、しぐさなどから、繊細な心の動きまでも映像で記録することができる点です。
映像の情報量は文字と比べれば圧倒的で、ありのままのお姿と大切なお話を生き生きとした形で残すことができます。
当舎は心に沁みるような自分史動画の制作を心がけています。

 いま生きている自分の姿を記録しておくのも、大切な終活のひとつです。これも自分史の一部として映像で残すのが一番良い方法です。

 特別なシーンでなくても構いません。
毎日していること、例えば新聞を広げて読んでいる場面、台所で料理している場面、趣味を楽しんでいる場面など、なにげない日常生活の様子で良いのです。
ご家族や近しい方々にとっても、あなたのそういう見慣れたシーンは貴重な映像記録となります

 どなたにも寿命があります。
その後、ご家族はあなたの遺影やスナップ写真を額に入れて部屋に置いて下さるかと思いますが、それらは動いたり話したりはしてくれません。

遺影や写真は何も語ってくれません

 ましてや、あなたのことを知らない未来のご子孫やご家族にとっては、写真を見て分かるのは顔だけで、お人柄やお元気な時の様子までは伝わって来ません
これは私(吉川)自身や家族が痛切に実感したことでもあり、だからこそ自分史動画や終活動画の作成をおすすめしています。

(詳しくは『知らない祖先の遺影』をお読みください)

 家系図を作ったり、分かる範囲でご先祖様のことを語り継ぐことができたら、ご一家のルーツを記録した素晴らしいファミリーヒストリーになります。

 それらを紙面や口頭で後の世代へ伝えていくだけでなく、今は映像記録で残すことも可能な時代です。
少し前の世代までは、映像で残すことは8ミリカメラと映写機を持っているような一部のご家庭でしかできないことでした。
いずれは「代々のご先祖の動画アーカイブを組み込んだデジタル家系図」も作成できるようになります。
このような時代の変化をあなたの世代から取り込んで、始めておきませんか。


 こうして見てみると、終活動画を作成することも終活で大切なことのひとつではないでしょうか。
当舎ではドキュメンタリー映画風の落ち着いたムービーをリーズナブルな料金で制作しています。
終活の一環で、終活動画(終活で作る自分史動画)を作成してはいかがでしょう。

 作成する時期を考えるコツは「まだはもうなり」です。詳しくはこちらをご覧ください。
「まだはもうなり」 が自分史動画や終活で作る動画の制作タイミングと実感した事例

 ご相談や打ち合わせは無料で行っていますので、お電話やお問い合わせフォームでお気軽にご連絡ください。

ご家族の皆さまからのギフト・プレゼントとしても最適

ご家族の皆さまが親や祖父母のご長寿祝い等のお祝いに、あるいは良い時期を選んで制作をプレゼントしていただくのも最適です。
その理由については『古希・喜寿・傘寿などのプレゼントに自分史動画をお勧めするこれだけの理由』をお読みください。
「自分史を映像にする」「それを見てもらう」ことの価値を感じていただけましたら幸いです。

一分一厘舎 My History Video のサイトには自分史動画・終活で作る動画に関する多彩な情報が数多くありますので、タイトルをクリックしてご覧ください。
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代表者写真

一分一厘舎代表。
映像作家、終活ライフケアプランナー・防災士・援農ボランティア。
2021年3月より自分史動画・終活動画制作専門の「My History Video」サービスを提供中。
制作・撮影・編集ほか、事業全般を担当している。