自分史ビデオと終活ビデオはどう違うのか? 

ビデオ撮影・編集機材

 ある方から、「自分史ビデオと終活ビデオはどう違うの?」というご質問をいただきました。
そこで、この2つの違いについて当舎が考えていることをご説明したいと思います。

1.自分史ビデオ(自分史ムービー・自分史動画)

 自分史ビデオは、ご自身の人生の歴史を振り返って、いろいろな節目のときの思い出やお気持ち、今どんな暮らしをしているかの紹介、これからはどんな風に生きていこうかという思い、大切な方々に伝えたいこと、等々の中からビデオに収録したい内容をご相談しながら決めて一本のビデオにまとめるものです。

 終活や人生の終わりを特に意識した内容ではなく、何かの節目やきっかけで「ここでいったん人生を振り返ってみよう」というものですので、内容は自由に幅広くお考えいただけます。

 例えば、お仕事やご趣味などで節目となることがあったとき、何かを達成したとき、きりの良い年令になったとき、ご家族様や身近な方に変化があったとき、その他の個人的な節目があったときなど、「人生の途中」で制作するというイメージです。

 ですので、ある程度の年齢で1回だけ作るのが基本とはいえ、必ずしも高齢になってからでなくても良く、また1回だけに限らなくても良いと思います。
例えば、現役世代の40~50代くらいで何かの節目にひとつの区切りとして1回作り、その後また次の人生の節目で続編を作るということもできます。「上巻・下巻」の2部構成でも「上・中・下」の3部作でも、自由に設定可能です。

 入れるシーンは、生まれてからの人生の歩みを写真を使って紹介することに加えて、例えば日常生活の様子、趣味の様子、ご家族様との様子、思い出の場所への訪問、お墓参りの様子、やりたかったことを実現する様子、得意なことをしている様子、定年退職日の様子、長年続けてきたことを終えるときのシーン、大切なペットとの共演等、さまざまな場面の中から各プランの撮影時間数の中で可能なものを、ご相談しながら選定していただければと思います。
当ブログの別の記事でも書きましたが、ペットも今や高齢化社会ですので、「ペットの終活ビデオ」という要素も入れて大切な思い出づくりにするのもいいですね。
 
 このように、自由な発想で自分だけのビデオを作れるのが自分史ビデオの良さです。

2.終活ビデオ(終活ムービー・終活動画) 

 終活ビデオは終活の一環で作るものですので、やはり「人生の終わり」を意識した内容が含まれます。
とはいえ、HOMEページにも書いていますように、撮影する時期は「人生の最後」とは限りません。
例えば入院先へお伺いして撮影するというのは、ご要望があれば可能な限り行いますが、できればお元気なときに普段のお姿を撮影したほうが良いと思います。
つまり、制作する時期については自分史ビデオとあまり変わりません。

 人生の歩みを写真で紹介するシーンは自分史ビデオと共通で、入れるのがオーソドックスな構成です。

 自分史ビデオと異なる部分は、その終活ビデオを「誰に、何のために見せるか」によって決まります。
ご自身のお葬式で上映して参列者に見てもらうためのビデオか、それともご家族様や近親者様に対して生きているうちに伝えたい言葉を残すことを重視したビデオか。
それらの目的に応じて、終活ビデオにふさわしい内容を撮影・編集していきます。

 お葬式での上映を想定するのでしたら、これまでお世話になった参列者の方々への感謝の言葉を入れたり、ご自身による「ご会葬御礼挨拶」を入れることさえ可能です。
逆に、どなたが見ても差し支えないよう、プライバシーに関する部分は慎重に考えながら入れていきます。
全体のトーンは、BGMを含めて穏やかな感じでまとめるのが無難です。
また、参列者に配慮して、耳が遠い方でも内容が分かるように文字テロップをたくさん入れておくのが良いと思います。
お葬式で終活ビデオを上映するケースはまだ少ないですが、ご覧になったことがある方は、生きているお姿をもう一度見ることができて、あるいはビデオで初めて知ったことがあったりして、特別深い印象をお感じになったことと思います。
参列できなかった方も視聴できるよう、ご家族様からYouTubeへアップしていただき、特定の方だけが見れるように設定して、サイトURLのQRコードを入れた手紙・葉書・電子メールなどでご案内していただくことも可能です(方法が詳しく分からない方には、制作時にお伝えいたします)。

 ご家族様や近親者様だけに見てもらうことを想定するのでしたら、不特定多数の人には見せられない内密な内容や、ご家族様等のみに向けた踏み込んだお話を入れることもできます。
遺影写真は知らない人が見ても顔しか分からず、どんな方かが伝わりませんので、終活ビデオはご子孫に向けてお人柄や大事な話を伝えられる、大切な機会にもなります。
自分らしさを前面に出して良いので、個性やお好みに合わせたトーンで作れます。
また、ご家族様から「このシーンを入れてほしい」とリクエストしていただいて収録することもできます。
例えば、ご家族様に好評な得意料理を台所で作っているシーンとか、家でいつもしている行動や日課(ソファに座って読書している、縁側で爪を切っている、老眼鏡をかけて新聞を広げている、愛犬と散歩している・・・等のシーン)、ご家族様だけが知っているご本人の癖が出ているシーン、等々です。


 自分史ビデオと終活ビデオにはこのような違いがあります。
もっとも、自分史ビデオとして制作したものをそのままお葬式で上映することも、内容次第では十分可能になります。
そのため、制作開始時にビデオの制作目的や想定される上映機会等、ご要望を詳しくお聞かせいただいて、ご相談しながら撮影・収録が可能な範囲で内容を決めていければと思います。

 写真のスライドショーだけのビデオではなく様々なシーンを撮影して編集するとなると、通常は料金が気になるところですが、当舎は「プランと料金」のページの内容でご提供しているのが強みです。

 ご不明な点がありましたら、ご遠慮なくお気軽にお問い合わせください。  
   

 

当舎は自分史ビデオと自分史ムービー・自分史動画、終活ビデオと終活ムービー・終活動画を同じ意味で考えております。