自分史ビデオのワンシーン(6) 家庭菜園やガーデニングをビデオ撮影します

家庭菜園やガーデニングを楽しんでいるシーンを入れて自分史ビデオ・終活動画を作りませんか。
当舎の自分史ビデオに入れるシーンは人生を振り返るインタビューだけでなく、他にも「その方らしさ」が出ているさまざまなシーンを入れることができます。
何のシーンを入れるかについて、ひとつずつ取り上げてご紹介するシリーズの第6回、今回は家庭菜園やガーデニングをしている方へのご紹介です。
総務省統計局の『平成28年社会生活基本調査』によると、趣味・娯楽の中で「園芸・庭いじり・ガーデニング」が65歳以上では男女ともに最も多くなっています(スポーツも加えると「ウォーキング・軽い体操」に次いで2位です)。
自宅でできることに加えて、室内に籠りきりにならず健康的なこと、生き物を育てる喜びがあること等、魅力がたくさんありますね。
日光を浴びるとビタミンDの合成でカルシウムの吸収が促進され骨密度維持につながったり、草花や野菜の成長を見守ることで気持ちに張りができ、気分も明るくなるといわれています。
園芸を通して心と体の健康を増進する「園芸療法」というものもあるそうですね。
コロナ禍のためお家で過ごす方が増えたからでしょうか、タキイ種苗「2021年度 野菜と家庭菜園に関する調査」の結果を見ると、家庭菜園をしている人のうちコロナ禍2年目の2021年春以降に家庭菜園を始めた人が約3割もいるとのこと。2020年に始めた人は13%程度ですのでそれより増加しています。
また家庭菜園をこれからも続けたいと答えた人は94.6%にのぼり、いったん始めた方は楽しんで継続している様子が伺えます。
自宅の庭や市民農園の利用等に限らず、マンションのベランダや室内で栽培している人もかなりの割合でおられます。
「家庭菜園で野菜を作ってみて感じたこと」という質問で、「農家・生産者のすごさ」と回答した人は89.2%、「野菜を育てることは想像以上に大変だった」が77.5%、「家庭菜園について勉強したい・知識を増やしたいと思った」が74.7%です。
これは多くの方の実感どおりかと思います。店で売っている野菜のように育てるには知識や技術が必要になってきますし、その奥の深さがおもしろさでもありますよね。
一方、草花の栽培や庭づくりの場合は、栽培することだけでなく、植える植物をたくさんの種類から選らんだり、どの場所に定植するかや他の植物との組み合わせ方を考えたり、大がかりになると庭のレイアウト設計、土木作業や木工工作等のDIYまで、幅広いものになりますね。
ただ、ビデオに入れる材料としては、プロレベルの立派な野菜を育てたり、素晴らしいガーデンを作っていなくても何も問題ありません。例えばベランダに植木鉢やプランターを置いているだけでも、全く構わないのです。
なぜなら、家庭菜園やガーデニングを実際に楽しんでおられる方であれば、始めたきっかけや、どんな植物を選んでいるか、どんなところが楽しいか、失敗したことやその後で上手になったこと等、お話しいただける内容がたくさんあると思うからです。
ビデオに入れるシーンの長さ(尺)は、お話の内容によって長くしたり短くまとめたり調整可能です。
ご自身が生きてきた証しを自分史ビデオで残すにあたって大事なのは「その方らしさ」をご紹介することですので、その観点でお話をお伺いしてビデオに収録します。
ビデオに入れる材料・「その方らしさ」は、何か人に自慢できるような成果でなくても、日々の生活の中で見つけることができます。
家庭菜園やガーデニングがほんのささやかな楽しみであったとしても、あなたにとって大切な趣味でしたらビデオのワンシーンに加えてはいかがでしょうか。
当舎は自分史ビデオと自分史ムービー・自分史動画、終活ビデオと終活ムービー・終活動画を同じ意味で考えております。