自分史動画の撮影で緊張しない方法
「ビデオ撮影というのは緊張する」という方もおられるかと思います。
しかし、撮影慣れしていない方でも緊張を緩める方法があります。
それはまず、撮影に先立って取材する人・撮影する人と面識を持ち、その人にある程度慣れておくことです。
そして次に、どんな撮影内容になりそうか、どんなことを話したら良いのかのイメージをつかんでおくことです。
知らない人が突然来て、いきなり自分にカメラを向けて、何を聞かれるか分からない状態でインタビューを始められると、それは緊張するでしょう。
ですからそうならないようにすることが大事です。
当舎の場合は、まず最初にお電話等でお問い合わせをいただき、会話をいたします。
お電話でなくお問い合わせページに入力してお問い合わせいただいた場合は、追って当舎よりお電話差し上げますので、そこで会話いたします。
それでご興味をお持ちいただけましたら、次はご自宅などご指定の場所へ訪問して直接お会いし、そのうえで打ち合わせをいたします。
これらを通して当舎の担当(吉川)と面識ができます。
そして打ち合わせでは動画の内容を詳しく話し合い、ご不明なことは何でもご質問いただいて、どんな撮影になるかイメージをつかんでいただきます。
イメージがはっきりしてきて、ご納得いただいたうえでお申し込みとなります。ここまで料金は一切かかりません。
そして撮影日をご相談して決めることになります。
この時点で緊張は大分なくなっているはずです。むしろ、初めは「緊張するかも」と想像しておられた方が、この段階では「撮影当日はこんなエピソードを話そう」と積極的に考えるようになるかと思います。
いよいよ撮影当日。
撮影スタッフがドヤドヤと数人で来て、あなたを取り囲むように配置についたらどうしましょう。
ディレクターにカメラマン、さらに撮影助手・音声担当などのスタッフも同行するかも知れません。
TV番組や企業PR動画、CMなどを制作している会社だと、普通にやればそうなります。
よほど取材慣れている方でないと、これでは当然緊張しますよね。
当舎の場合は「ディレクターズカメラ」といって、お話を伺うのも撮影するのも、機材のセッティングも含めて全てを私がワンオペで行います。
お客様は私一人と茶飲み話のようにお話しするだけですので、緊張の度合いが全く違うと思います。
これはドキュメンタリー映画の撮影ではおなじみの手法で、一人でお話を伺うからこそ、誰かと普通に話す時と同じように落ち着いて話せますし、突っ込んだお話もしていただけるものです。
それでも最初は少し緊張があるかも知れませんが、いろんな話をされているうちにだんだん慣れてきて「なんだ、普通に世間話をしているのと変わらないじゃない」という感覚になるのではないでしょうか。
考えてみれば、お伺いする内容は「社会の難題へのご提言」のような難しい話ではありませんし、ご自身の話ですので元々話しやすいことですよね。
撮影が終わったときは「たくさんしゃべったなぁ」と思われるでしょう。
それと同時に、昔の写真や資料などを手元に置いてご自身の人生をひととおり振り返り、また、今後の人生についても考える機会になって、充実した気分になられるのではないでしょうか。
緊張が解けて話したいことが普段どおりに話せるようになるのは、このようなステップと時間によって、一つずつ安心していくからだと思います。
当舎は単に「動画を作ってケースに入れてお渡ししている」だけではなく、お客様とのやりとり全てを楽しい思い出になる体験の機会としてご提供したいと考えております。
そのために、緊張するかも知れないというお気持ちが無用の先案じになるように努めてまいります。
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吉川 友清
一分一厘舎代表。
映像作家、終活ライフケアプランナー・防災士・援農ボランティア。
2021年3月より自分史動画・終活動画制作専門の「My History Video」サービスを提供中。
制作・撮影・編集ほか、事業全般を担当している。