親や祖父母の自分史動画を作ってはどうかとお考えの方にお伝えしたい二つのこと

ゴールデンウイークやお盆、お正月など長期連休の時期に帰省して、久しぶりに親や祖父母に会う方も多いと思います。
私の親が生きていた頃は、帰省するたびに親がだんだん老けてきたと気づいたものですが、皆さまはいかがでしょうか。
もし親や祖父母の自分史動画・終活の動画を作ってはどうかとお考えでしたら、お伝えしたいことが二つあります。
そのひとつは、作る時期についてです。
何かの節目の時に作るなど、時期がはっきり見えていれば良いのですが、そうでない場合はいつ作るのが良いだろうかと思案されるかも知れません。
お客様から時期についてご相談を受けた際は、通常は「作ろうと思われた時に、いつ作っても良いと思います」とお答えしていますが、より詳しくご相談を受けたときは「できれば、何事も起こっていない平穏な日々のときが最適です」と申し上げています。
平穏なときでこそ撮れる、普段どおりのお姿や日常生活の様子、表情、笑顔があります。
お客様も、本来はそういった平穏なお姿を映像で残したいのではないでしょうか。
そのような時期は得てして「今のところ元気なようだし、作るのはまだいいか」となりがちなのですが、本当はそのタイミングがベストです。
それでも、ベストの時期以外であったとしても、その中でできる限り最善を尽くしてまいります。
もうひとつは、親や祖父母に喜んで動画作りに参加していただくためのご相談です。
親や祖父母がはじめから動画作りに乗り気であれば良いのですが、「動画に入れるほどの話題がない」「撮影でうまく話せるだろうか」など、気になることもたくさんあるかと思います。
お子様であるお客様から動画作りを少しお話しされたときにどんな反応をされるかによっては、その先は当舎とご相談いただきながら話を進めていくほうが良いこともあります。
あるいは、もし気になるようでしたら、先に当舎とご相談されたほうが良いかも知れません。
まず親や祖父母のお気持ちをていねいに受け止めて、お客様にとっても親や祖父母にとっても最適な結果になるように考えたいと思います。
親や祖父母が当舎と直接お会いいただいたことで安心され、積極的になられたこともあります。
いずれにしましてもぜひお気軽に、そして早めに一度ご相談ください。
進め方を一緒に考えてまいりましょう。
お客様を最大限サポートいたします。
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