終活動画・自分史本・エンディングノートを比較 あなたにちょうどいい自分史の記録方法はどれ? 

終活動画・自分史本・エンディングノートを比較する

 終活で自分史を記録する主な方法として、終活動画(終活の一環で作成する自分史動画)の制作、自分史本の出版、エンディングノートの作成があります。
今回はこの3つを比較して、それぞれの方法の特徴や良いところ等を見てみます。

 選ぶ時に重視する点やお好みは、人によってさまざまかと思います。
あなたに最もフィットするのは、どの方法でしょうか。

(エンディングノートは自分史関係の部分を比較対象とし、終活動画・自分史動画は当舎の提供サービスを比較対象としていますので、ご了承ください)

 自分史本は文字媒体ですので、基本的に文字や写真・図表で構成されます。

 エンディングノートも文字媒体です。通常は市販品を書店等で購入して手書きで書いていくため、基本は文字だけになります。

文字媒体の場合は、出来事の内容やその時の気持ちが正しく伝わるよう、ある程度ていねいに書いていく必要があります。

 終活動画・自分史動画は映像媒体で、動く姿と声がありのまま記録され、例えば笑う様子や心の動きなども映像で伝わります。

 自分史本は、ページ数を増やせばたくさんの話が入れられますし、話の内容を詳しく書くことができます。

 エンディングノートは、自分史部分の記入欄の大きさが入れられる話の量の限度になります。

 終活動画・自分史動画は、上映時間の中に入れられる話の量が限度となります。
上映時間は、長すぎると見る側が苦痛になりますので、通常は数十分程度で制作しています。

 自分史本は、自分で書く場合は大変労力がかかります。
書くことが得意だったり楽しめる方でないと続かないかも知れませんが、お好きな方にとっては時間をかけて楽しめる趣味になります。

 代筆サービスを頼めば、自分で書かずに済みます。
しかし、代筆者に細かい部分まで正しく書いてもらうためには、書く材料となる話を詳しく伝えたり誤解がないようにしておく必要がありますし、出来上がった原稿のチェックや修正も必要になります。

 エンディングノートは、自分の死後にご家族などが困らないよう、さまざまな事項を引き継ぐことが本来の目的ですので、記入項目は多岐にわたり、記入欄がたくさんあります。
これらをひとつずつ細かく書いていくと労力がかかります。
箇条書き程度で簡単に書いていくのでしたら、ある程度の手間で済みます。

 また、エンディングノートの市販品は何種類も売られていて、書き方や記入欄の大きさがそれぞれ異なるため、どれを購入するかによっても手間のかかり方が変わります。

 終活動画・自分史動画は、インタビューやその他のシーンの撮影と使用写真の選定等で、1~2日程度、1日あたり5時間以内のご対応になります。
ただし、その事前準備で、動画に入れる話題や使用する写真を選んでいく作業に時間をかける方もおられます。

 自分史本は、活字のため読むのに手間がかかります。
読むことが好きな方や主人公に対して関心が高い方は、じっくりと読んで下さるでしょう。
読書が苦手な方やページ数が多い場合、熱心に読んでもらえるかどうかの懸念もあるかと思います。

 エンディングノートは、どれほどの文字量になるかによって読む側の手間が変わります。
箇条書き等の簡単な記載なら読む手間はあまりかかりませんが、話がどれだけ深く伝わるかという問題もありますので、バランスをとる必要がありそうです。

 終活動画・自分史動画は、動画ですので数十分間見るのにそれほど負担はなく、見る側の手間は少ないです。

 自分史本は、たくさんの部数を発注し、配布先も多数お持ちでしたら、読む人を容易に増やすことができます。

 エンディングノートは、財産管理等の秘密情報を信用できる人へ託すための記入欄もありますので、多くの人に開示するのは本来難しく、見せられる人は少数に限られます。

 終活動画・自分史動画は、基本的にはご家族や友人・知人など、近しい方々に見てもらうものです。
それら以外では、大人数の人が集まる場で上映の機会を作ったりご自身の葬儀等で上映すれば、多くの人に見てもらうことができます。

 自分史本は、デザインやレイアウトも含めて自分で全て作成できる方は、完全原稿を業者に出稿して印刷・製本だけを発注することで費用を比較的安く抑えられます。
そうでない方は、文章は自分で作成して校正や編集から先を委託するか、あるいは代筆を依頼して文章作成段階から全て委託することになりますが、料金は高くなっていきます。

 エンディングノートは、冊子の購入代金だけの負担で済みますので圧倒的に安いです。

 終活動画・自分史動画は、当舎の場合、撮影1日プランで10万円未満、撮影2日プランで14万円未満という水準です。

 以上のことから、それぞれの方法に向いているのは次の方々が想定されます。

自分史本:
 自分史を詳しく記録したい方、自分で書くこと自体を楽しめる方、自分で完全原稿まで作れるか、もしくは料金が多少高くても良い方。

エンディングノート:
 自分史部分だけでなく、財産管理その他の重要事項を含め、幅広い内容を記録することが主な目的の方。費用をごく安く抑えたい方。

終活動画・自分史動画(当舎の場合):
 自分の姿や声をありのまま動画で記録し映像で伝えたい方、手間や労力をあまりかけたくない方、料金はほどほどの水準を望まれる方。

(クリック/タップして拡大)

終活動画・自分史本・エンディングノート比較表

 いかがでしょうか。
自分史の記録方法をご検討されるうえでご参考になりましたら幸いです。

ご家族の皆さまからのギフト・プレゼントとしても最適

ご家族の皆さまが親や祖父母のご長寿祝い等のお祝いに、あるいは良い時期を選んで制作をプレゼントしていただくのも最適です。
その理由については『古希・喜寿・傘寿などのプレゼントに自分史動画をお勧めするこれだけの理由』をお読みください。
「自分史を映像にする」「それを見てもらう」ことの価値を感じていただけましたら幸いです。

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