「自分史ビデオを作るのは人生1回きり」とは限らない

人生は1回なのだから自分史ビデオを作るのも人生1回きりのことと思いがちですよね。
そうでなくても良いのでは?ということを書きたいと思います。
HOMEページの『「人生の最後に」?』にも書いていますとおり、制作時期についてベストなタイミングを見極めようとすると難しいこともあります。
自分史ビデオを「人生を終える前の準備」と考えるよりも、自分史ビデオの制作で人生を振り返り、いったん区切りをつけて「今後はこんなことをして人生をいっそう充実させよう」と考える節目にしていただければと、当舎はご提案しております。
ブログの記事『いま人生の何キロ地点ですか?-「NHKドキュメント72時間」』では、人生を1回きりとは考えずに、何かの節目で人生の再スタートを切っている方々の自由な姿について触れさせていただきました。
若い方だけでなく、60才をとっくに過ぎてからでも新しい人生を始められた方が複数登場しました。
自分の人生が必ずしも1回きりではないと考えるのと同様に、当舎は自分史ビデオを作る時期が2回あってもいいと考えております。
つまり1回制作して何年か経過した後、その時点でのお姿を改めて撮影し、前回のビデオの内容とともに全体を再編集し直すという「リメイク版」のご提案です。
2回作ることを想定に入れながら制作すれば、1回目の撮影時期はあまり慎重にならずに決められますし、その結果、普段の元気なお姿をビデオに残せることにもなります。
そして、もし出来栄えをご覧になってから「これで十分なので、2回目の制作は要らないね」とご判断されるのでしたら、それに越したことはありません。
リメイク版の制作というのは、1回目の完成ビデオの一部を単に切り取って、後ろに新しいシーンをくっつける、という簡単な作業ではないのです。
もし完成ビデオから一部を切り取って使おうとすると、BGMが入っているシーンは音楽も一緒にブツ切れになってしまいますし、前回のテロップのままでは全体の中で整合性がとれなくなることがあります。
ですので、2回目の制作ではストーリー展開を改めて再構成し、撮影素材の中からそれに沿ったシーンを選び直して、専門の編集ソフトでBGM、テロップ、タイトル等も最適になるよう全体を編集し直します。
また、前回の完成ビデオでは使わなかったシーンを素材からさがして使うことや、あるシーンの使う場所を変えたり前や後の部分も入れたりすることでそのシーンの意味を変えるというようなことも、必要に応じて行います。
しかし2回作るとなると、通常は費用がかさんでしまいます。
そこで当舎は『リメイクプラン』をご用意し、追加費用のご負担を抑えられるようにしております。
ご検討の際は、これについてもぜひ詳しくご相談ください。
当舎は自分史ビデオと自分史ムービー・自分史動画、終活ビデオと終活ムービー・終活動画を同じ意味で考えております。