自分史動画のワンシーン(11) ご自分で撮影した動画を自分史動画に入れましょう
今回は、ご自身やご家族がスマホで撮影したビデオ映像を使用して、当舎で自分史動画・終活で作成する動画を作りませんか、というご提案です。
スマホのカメラの性能が良くなったので、動画を撮影する方も増えています。
自分で撮った貴重なショットをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
しかし、撮影した写真や動画を撮りっぱなしのままでスマホの中に保存しておられませんか?
それらのビデオ映像を、当舎が制作する自分史動画・終活で作成する動画に使用してはいかがでしょうか。
ご自身や身近な人でないと撮れない映像があります
家の中でも外出先でも、チャンスを逃さずに撮影したショットはプロのビデオカメラマンでも撮れないシーンを記録することも可能ですね。
最近はNHKほかの放送局も放送素材として映像の提供を求めており、ニュースにもよく使われるようになりました。
とくに災害・事件・珍しい気象現象・何かのハプニングなどの映像は、腕のいいプロカメラマンでも、その瞬間・その場所に居合わせないと撮れません。
ですので、多少ブレた映像でも構図がイマイチでも縦長の映像でも、決定的なシーンが写っていれば使用したほうがいいということになります。
同様に自分史動画や終活の一環で作る動画の場合も、過去のできごとなど、取材時の撮影では撮れないシーンがあります。
それらは主に写真でご提供いただいて使用していますが、お手元に貴重なビデオ映像があればそれも使いましょう。
動画に入れる映像としては、例えば人生で大事な思い出になっていることに関する映像があります。
旅行先の忘れられない景色、大事なイベントの映像、お子さまの成長の記録、ご家族と過ごされている時の様子、ペットの愛くるしい姿、趣味を楽しんでいる映像・・・。大切な映像は人によってさまざまで、いろいろありますよね。
ご自分で撮影される際は、アスペクト比16:9、HD(フルHD、解像度1920×1080)か4Kに設定して、横長画面で撮影していただくとよいと思います。
高度な撮影・編集はやはりプロにお任せください
最近はスマホの映像編集アプリもありますので、「編集なんて自分でできるよ」という方もおられるかと思います。
実際に編集してみたことがない方も「たぶん、やれば簡単にできるんでしょう」と思うかも知れません。
最低限のものでしたら、比較的簡単に編集できると思います。
どんな編集内容でご満足されるかにもよりますが、人にじっくりと見てもらう動画となると、撮影編集の高度な専門知識・技術やプロ用の編集ソフトが求められますし、ストーリー展開に効果的なカット割りや、そのために必要な映像素材の撮影・収集も重要です。
やはり経験が必要になりますし、撮影・編集とも、手間がいっそうかかってきます。
例えばウェブログの記事「父親の思いを描いた第一生命のCM「息子の旅立ち」が秀逸!」で取り上げたTV-CMでは、30秒間で15カットの映像を使用しています。
カットはその場で起こっていることの状況説明だけでなく、登場人物が「いま何を考えているのか」「どう感じているのか」という気持ちの部分を、セリフやナレーションで直接言葉にするだけでなく、映像で伝える形でも表現しています。
CMは短い尺の中で多くの情報を伝えるため短いカットをたたみかけるように使いがちですので、少し特殊ではあります。
しかしCMに限らずどんな動画でも、ストーリーを展開させ、気持ちを表現するには、いろんなカットをうまく組み合わせていくことが必要になります。
そのため、どのように編集で使用するかをあらかじめ考えたうえで、撮影時に寄ったり引いたり、さまざまな種類のいろんなカットを撮影素材として集めておくことが必要になります。
これは、編集作業の豊富な経験がベースにあり、そのうえで撮影で試行錯誤を重ねてきた人でないと、なかなか難しいものです。
また、自分で撮るとなると自分自身が写っている映像を集めるのに困ります。
もちろん自撮りという方法がありますし、自撮り映像でも無いよりは有るほうがいいのですが、一般的に自撮りはカメラをほとんど動かさずに自分を撮るので、自分が何かをしているシーンをカメラで追いながら撮るとか、撮影しながら寄ったり引いたりアングルを変えて撮ることは非常に難しいです。
例えばチュートリアル動画など学校の授業と同じような「何かを説明している」動画などでしたら同じアングルでしゃべっていてもいいのですが、自分史動画・終活の一環で作る動画という自由な内容の動画としては、いろんなバリエーションのカットがほしいところです。
これらの編集や撮影のことは普段スマホで動画を撮る時にはあまり考えませんので、撮った映像は「いくつかの映像素材の集まり」という状態です。
大事なワンカットとして使えても、それらの撮影素材だけで編集すると、充実した内容にするのは難しいかと思います。
ですので、ご自分で撮った大事な映像を使用するとともに、例えば旅行での思い出でしたら、当舎がそのお話をインタビューで撮影し、お手元にある写真をお借りしたり、現地のマップやパンフレットなど紙面の資料、その場所で買ったお土産など、お手元にある資料や品物も合わせて撮影させていただき、必要な映像を集めていくことが大事になってきます。
それらを組み合わせて編集しドキュメンタリー・ムービーにすると、充実した映像とともに旅行時のストーリーや自分にとって大切な思い出であることが動画を見る人にも伝わりますし、ご自身が撮影した映像も活きた形でいつまでも残ることになります。
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吉川 友清
一分一厘舎代表。
映像作家、終活ライフケアプランナー・防災士・援農ボランティア。
2021年3月より自分史動画・終活動画制作専門の「My History Video」サービスを提供中。
制作・撮影・編集ほか、事業全般を担当している。